第119話 センパイに愛想を尽かす?

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第119話 センパイに愛想を尽かす?

風花side  責める?  金沢に戻る新幹線。流石G.W。恐ろしい混雑…… 恐いよ  なんとか…… 車両連結部の窓際をGet出来て……  「あの人…… リョウセンパイ…… mailしているのに話掛けて…… リョウセンパイ少しイラついてたよね?」  声は聞こえなかったけど…… 独り言を言って納得させてた。自分の気持ち  じゃないとっ。涙が出ちゃうからっ  「嫌な思いさせて…… ゴメンふうちゃん……」  「声に出てた…… ふうちゃん……」  「! う.そ…… イヤ……」  「ふうちゃん! 思い切り御厨くんに文句言ってやりなさい!」  「ふぇー」  「あ! 凛奈ちゃん。ビックリしたなぁ! ママ声デカイなぁ! サクラ姫! お前はカミのコの彼女なんだから聞く権利はある! 納得するまで聞いていいんだぞ! アザミ姫泣くなっ! ってムリか……」  「ふぇーん」  「りんごも煩いなぁ。風汰くん! ふうちゃん、苦しいか? 全部吐き出せ! 御厨くん、やっとふうちゃんに愛想尽かされる日が来たなぁ(笑)」  「えいご! こを付けんな!」  「二人して! 子供過ぎ! ふうちゃん、ゆなちゃん…… 英斗くん! 嫌み攻撃やめなさい!」 「ま、真希ゴメンなさい!」  英斗さん、南田先生、真希さん、千奈美さん、ゆなちゃんの優しさ…… 嬉しかったの  リョウセンパイに愛想を?  「ふうちゃん…… 俺愛想尽かされても……」  「それは無いです。私を理解してくれた人…… 愛想を尽かすなんて……」 「俺もっと…… 皆に怒られるかと思ってた……」  「ふうちゃんが、答えを言いましたよ?神高センパイ」  「デートが楽しみで寝坊 《笑》。呆れる事はあってもカミのコ怒るなんて事」  「ふうちゃんを理解し守ってくれた。女性も関係ねぇんだろ?」  「神高くん、ふうちゃんの心の声を汲み取ってくれる人」  「もうね。最低な人間見ちゃったから…… 神高くんは可愛いもんよ」  (リョウ.風花.ゆな)「「理事?」」  (英斗.倫哉)「「正解!」」  「私ただでさえ、教師になる時期遅いのに、半年で結婚? 1年後に出産って…… 散々嫌みを……」
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