第121話 貴女とこんな風に過ごせるなんて 1

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第121話 貴女とこんな風に過ごせるなんて 1

 リョウside  『ふうちゃん、俺愛想つかされても……』  『それは無いです。私を理解してくれた人……愛想を尽かすなんて……』  んフフフフ  あーっ幸せ!   「リョウセンパイ? ご機嫌ですね? 」  「うん。ふうちゃんにね『愛想尽かすなんて』って言われたからね!」  金沢の町並み…… あ、お茶屋のある風情あるトコね! を散策しながら……  ムフッ! ふうちゃんてば、頬っぺた真っ赤に染めて可愛い!   「リョウセンパイなんか怖い……」  うん。俺も怖いもん  坂戸さんに見られたら…… ココぞとばかりにカラカッテ来るだろうな  いつも俺にされてるみたいに(笑w)  あの後、駅で会った同級生の説明して、寝坊の訳を説明 竜水さんと、南田センセには 『バーカ! (笑)』  と笑われ、真希さんと千奈美さんには呆れた視線を   トドメは、英也ちゃん、凛奈ちゃんに  『『ぶーぅ』』  と言われちゃいました  けど、ゆなちゃんは  『そうですよね? ふうちゃん命の御厨センパイが…… 女の人となんて考えられないですもんね?』  って言ってくれたんだ  「ふうちゃん? ホントお城が大好きだよね? で、オムライスも」  「私A型だから、好きになったらずっとの人間なんです。それに金沢城とオムライスは大切な思い出だから…… っていうか。私リョウセンパイの好きなトコ行きませんか? って言ったら、リョウセンパイが私の好きなトコ。って言ったんじゃないですか!」  「そうでしたね(笑)」
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