第138話 パパとパパの弟 2

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第138話 パパとパパの弟 2

 -ピンポン-  皆で楽しくお喋りしてたのに  一瞬で緊張状態に……  リビングに入って来た人…… おじいちゃま、おばあちゃま  「政弘(まさひろ)?」  パパの…… 弟さん?  「ふうちゃん、元気にしてた?」  「はい。 芳乃(よしの)おばあちゃま」 「相変わらず面白いな! リョウくんは」  彰弘(あきひろ)おじいちゃま  パパと叔父様の所だけ…… 空気が違うみたい   おじいちゃま、おばあちゃまと、リョウセンパイの話を笑って聞いていて、リョウセンパイも普段通りな感じで、寝坊した話して3人で大笑いしてるの  パパの隣で控えめに…… 実代さん  政久しぶりだね。兄貴」  「何年経ったか? 忘れたな……」  「親父と母さんと色々話して…… これまで悪いけど俺は、次男だから実家は継がなくても良い。とか、思い込んでた所もあって…… 初めはね…… 今の仕事を継いで良かったと思ってるんだ」  「政弘……」  「兄貴そんな深刻な顔するんなって……俺は自分も巻き込まれた。って思う事で数年は納得させてた。確かに親父と母さんの気持ちも考えてその事に加担したし。ゴメンなさい。俺も結婚して子供がいるから分かるよ。妻を亡くしてどんなに悲しかったか…… 良かったね。又、風花ちゃんと再会できて」  泣いてる……  おじいちゃま。おばあちゃま  「風花ちゃん? 初めまして。今度うちの息子にも会ってね?」  「初めめまして。政弘叔父様」
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