第143話 皆でオールスター戦を観戦1

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第143話 皆でオールスター戦を観戦1

ー竜水家リビングー  アナウンサー『三者三振! 先発の東京〇〇! 坂戸! オールスター戦初回から三回を投げてランナーはエラーの一人だけ! 見事ノーヒットに抑えました!』  「すげぇな。ミーサ」  「次一番から?」  「イヤ…… この回で出番は終わり……」  (英斗.真希.千奈美)「「「え~ナンデ~?!」」」  「オールスター戦は……」  ー球場ー  「選ばれた人、皆が出場出来るようにピッチャーの場合、大体3回で交代なんだよ」  「そうなんですか?」  「もっと見たかったな…… でも、昨日のジュニアオールスターではヒット一本打たれちゃったから…… 良かった……」  ー竜水家ー  倫哉(真希さんと、ちなはともかく…… えいご、野球のルール知らないとかさ…… ま。男だからって皆が皆、野球好きとは限らないけどさ…… それでいてそれなりに遊びでボール投げさせたらいい球投げたし、ホントわけわかんねえ奴……)  ー球場ー  リョウ(サスガゆなちゃん! 坂戸さんの為に一生懸命ルールを覚えて勉強したから良くご存知で! ふうちゃんはルール知らないけど必死に応援してさ! 可愛いよね!)   ー竜水家ー  「MVP?」  「凄いの?」  「ナンか聞いた事あんなー?」  「最優秀賞! 高校ん時の球技大会バドミントンで取っただろうが! えいご!」  「あ! そうだった! そうだった!」  倫哉 《……》  (英也.凛奈)「ふ.ふえ~ん!」  (真希.千奈美)「も~! 可哀想! ビックリしたねぇ?」  「ゴメンな! 凛奈ちゃん! 英也…… お前の父ちゃん変わってんなぁ? インターハイとかでさ、絶対勝てたはずなのに…… 会場が遠いとか言って出場しねぇしさ」  「りんごは惜しかったよな…… 地区予選準優勝…… もう少しで甲子園だったのにな?」  「さすが英斗くん…… 型破りなトコ。本当凄いよね? カッコイイ!」  「そっか…… 悔しかったね倫哉…… けど坂戸くんが夢を叶えてくれたんだね?」  *オールスター戦  今のルールは分かりません  プロ野球にハマっていた頃の記憶を元に書かせて頂いたので  そう思ってお読み下さるとありがたいです
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