第155話 愛している.愛しています1

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第155話 愛している.愛しています1

風花side  「たくお前は…… オイラをダシに使うとか……」  「もう! やだ英斗くんてば…… 早く変わってあげればいいのに」  「イヤ…… 俺も同じ事するだろうな」  南田先生と真希さん、何の話してんだろう? 英斗さんも、電話の相手に、説教ぽい事言ってる割にはなんか…… 顔が楽しそうって言うか  なんか……  ふと…… ゆなちゃんに視線を向けると、大夫落ち着いたみたい。ママや千奈美さんと、ポチポチと話を  パパは風汰ちゃんと、凛奈ちゃんの寝かしつけを……  「わーったよ! ふうちゃんと話がしたいんだって!」  「私と……?」  フイに渡された英斗さんの携帯電話  何で私に?  「もしもし? 変わりました……」  『ふうちゃん? もう少し警戒しなきゃダメでしょ』
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