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第166話 心配だろうけど心配すんな! 2
分かちゃったよ…… 俺……
「……琉さん？」
「あぁけど…… 約束しただろう？ 俺とえいごが見張ってるし。なんなら釘を指してやる」
「ありがと。南田センセ。琉さん、病院の関係で東京に出張とか言ってたよね？」
「3日後だったかな？」
「分かった。俺、琉さんに連絡取ってみる｡で、俺が直接話しする」
「分かった…… でも喧嘩だけはするなよ？ サクラ姫が悲しむからな」
「うん…… そこに…… ふうちゃん居るんだよね？」
「あぁ…… 離れて電話してるけど…… 最初、俺がお前と話してるの気付いて、凄く心配そうにしてたよ…… アザミ姫とえいごと一緒に…… あ、えいご……」
どうやら、竜水さんが『電話代われって』南田センセに言ってるみたいだ
「よぉカミのコ!」
「……ご挨拶すね。竜水さん」
「ふうちゃん、ゆなちゃんの事はオイラとりんご。真希に千奈美さん、母ちゃん父ちゃん達もいる。心配だろうけど心配すんな!」
「竜水さん、南田センセは…… 真希さんと、千奈美さん。風汰くんと、凛奈ちゃん優先しろよ……」
「してるよ…… けど大事な妹達だからね」
「ありがと…… 竜水さん…… 南田センセにも、ありがと。って伝えて……」
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