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第22話 姫達は幸せにならなくちゃ2
「話たんだ?」
「二人の王子の本気が伝わったんだ。ふうちゃんもゆなちゃんもガンバったよ。ふうちゃんもゆなちゃんも、俺達大人が『もういいよ』って言ってあげなくては。神高くんなら、ふうちゃんを分かってくれる。幸せにしてくれるはずだよ。坂戸くんもきっと、ゆなちゃん幸せにしてくれる。ゆなちゃんは、坂戸くんと一緒にいたい。マネージャーになりたい。って夢を持った。叶えてあげたい。だけどふうちゃんも、ゆなちゃんも金曜日に縛られて、お互いの事を思って動けないでいる。いつまでも、15歳の女の子にこんな思いをさせておく大人が間違っている。もう解放してあげなくちゃ。幸せになるべき姫達なんだ。俺は、二人の王子に賭ける。事を動かす。20才過ぎた……」
「英斗……」
「やっと……あの人達と同等に闘えるかな? 倫哉?」
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