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第26話 好きな人の名前 1
回想
ゆなside
『ゆなちゃんふうちゃんを頼むね』
ママが迎えに来てくれて、英斗さんはさっきと同じ人? って位難しい顔してママと話してる
『妹がいつもお世話になってます。これからも妹を宜しくお願いします』
ママも、何も言わず頷いて真剣な顔して。あたし誰子供が知らない所で真実知ってるの?
英斗さんの人柄。おばさんおじさんの人柄優しくて
あたしの事妹、娘
って可愛いがってくれて、ママもパパも
英斗さんを信じてるんだね
ふうちゃん? 大丈夫?
車の窓から流れる景色見てないよね?
『ねえゆなちゃん』
『へ?』
思わず変な声出ちゃった
『あのさ、さっき英斗さん『カミ…… のコ』くんが金曜日の事気にしてたんだと。話ししてみ?』って言ってたけど、何で神高センパイに話するの?』
クスっ、ふうちゃん『カミ…… のコくん』って名前呼びが恥ずかしいんだ紅くなって可愛い!
『な、なぜ笑うの?』
(ママも笑ってる)
『ゆなちゃんは? 坂戸センパイ……ミーサセンパイには?』
ふうちゃんの反撃……マズイ
『あら~やっと名前が分かったわ。心希くん! ゆなちゃんったら教えてくれないのよ?』
(やっぱり! あぁ! 下の名前まで教えてる!)
『心希くん! 風花ちゃんはリョウくん!』
『しずおばちゃん!
『ママ!』
ふうちゃん撃沈ママには勝てませんでした
(坂戸くん? 呼びたい!)
コ.コホン……二人頬っぺた熱くて両手で仰い……あれ?
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