第40話 あり得ない 1

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 第40話 あり得ない 1

All (ひそひそ)ゆな「スゴいネ……」 (ひそひそ)風花「なんかお芝居観てるみたい。私の話なんだよね? 客観的に聞ける」 (ひそひそ)ゆな「分かります」 リョウ.英斗 《……聴こえてるし》 (ひそひそ)風花「録ってる?」 (ひそひそ)ゆな「うん任せて!」  ろ   英斗 《ゆなちゃん、恐ぇよ。ボイスレコーダー?》  リョウ (ふうちゃん? ノートに書いてる?) 「なんだっけ?」 「あの……ふうちゃん……」 「あー……」  リョウside  ふうちゃんをチラッと、横目で見て目が合っちゃったよ  さっきまで虚ろだったのに、今はしっかりとした視線……  俺を見てる  目がそらせないや  英斗side (二人の世界に入んなや!)  なんか……複雑  ゆなside (何この空気……) 「ウ、ウン……」  リョウ.英斗 (あー、ゆなちゃんに現実に……ふうちゃん頬染めて……) 「あ、あの大丈夫です。私を誰が引き取るかで 揉めたんですね?」  リョウ.英斗.ゆな (ふうちゃん……心が痛いよ……) 「あり得ないよね? 病が治る可能性も合ったのに……」 「竜水さんの、お母さんとお父さんは? どうやって?」  リョウside (疎遠って……言ってたのに)  英斗side (ホントすげぇな……ふうちゃん良ったね)
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