第68話 鋭いのはいいけど…(他の人に対して…) 2

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 第68話 鋭いのはいいけど…(他の人に対して…) 2

何故かノートを持って来た坂戸さんに  「終わったんスカ?」  努めて明るく聞く俺に…… ドヤ顔の坂戸さん  「見て!」  「やっと公式理解しましたか。今までで一番スネ? 俺の教え方がいいから!」  「ヒャハハ間違えないね!」  あうんの呼吸……  深刻になってる二人も苦笑いしていて  まだ表情が硬いけど  俺は…… 坂戸さんも思ってんの  笑っててほしいの  貴女達には  4人、一つのテーブルに集まり椅子に座ってさ、南田センセの事について考えてみたけど  当たり前だけどわからなくて  でもセンセの悩みが  やっぱ、理不尽な世の中だって思わされるようなものだったんだよね   14日月曜日と15火曜日追試の勉強  16水曜日追試試験  頑張った坂戸さんは、見事追試クリアして……   17木曜日から、全部活動も再開され  通常運転を再開した学校  なんか久しぶりに、平和だなぁなんて過ごしてたのに……  野球部は日曜日からしい  ──ー  「なんで? 南田センセー?」  「すまない坂戸……」
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