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第82話 やればできるかもだし、やらなきゃなにも…1
風花sid
「俺だって。いい年した大人が逆らったらクビになるとか保身に走った……」
(南田先生)
「オイラもだよ。大嫌いなはずなのに、組織の枠からハミ出さない様な行動を……いつの間にかさ」
(英斗さん)
「ピアノを教えながら、子供達の親との関係を壊さない様にしてた」
(真希さん)
「あたしは、一番は、ふうがちゃんが行くから。良い就職先とか……家近いから……」
(ゆなちゃん)
「私もゆなちゃんと変わらない。病院と家が近いとか。自分の存在価値を認める事出来ずに、英斗さんや、英斗さんのパパやママ、パパの愛を疑ったり……ん何の話? あ! やり直しの効かない人生は無いハズだもん!」
皆の告白。私も告白しなくちゃね
「皆、諦めて無い顔だな……」
(リョウセンパイ)
「若い時に修整しないと、ずっと諦めの人生のまま……きっと狭い物の捉え方行動とか……」
私の言葉に
「親戚。今回の野球部の事。相手の立場に立てば……だよね」
真希さん
「俺達はまだ若い!」
南田先生が答えてくれて
「あたしの代で、マネージャーの仕事。新しいルールとかアリですか? 伝統を守りつつ?」
ゆなちゃんがおそるおそる坂戸センパイに確認すると
「アリ! 俺も手伝うし!」
坂戸センパイは、力強く頷いて。
「他の野球部員達とか、今の現状をどう捉えてるか? 動かなきゃだな?」
リョウセンパイの決意
*「やればできるかもだし、やらなきゃなにも……変わらないもの」
私も決意を言葉にしたの
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