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第85話 過保護で何が悪い? 2
「生徒会確かに……俺は、生徒会長①に副会長を兼任。副会長①は議長兼任。副会長②も議長兼任。広報①会計兼任。広報②会計兼任。広報③書記兼任。ふうちゃんは、会計書記兼任。7人皆が兼任……すみませんねぇ」
「仕方がないですよ! ガンバります!」
(素直過ぎ! ゆなちゃん睨むなや! 坂戸さんの方が過保護でしょうよ!)
「坂戸さんの方が過保護でしょ? 他の部員達と……さ?」
「な! 神高センパイも会計とか書記。なるべく他の役員達と……関わらない所にふうちゃんを? ですよね?」
「悪い?」
「開き直りましたね?」
「会計書記は、ふうちゃんが適任だからだよ。兼任の奴らは領域に余り入れ無いみたいだけど……ふうちゃんは! 平等に皆を手伝ったりさ! 俺は、どのポジションにも入れるよう。なるべく彼女の仕事を手伝うんです!」
(可愛いから危ない!)
(過保護で何が悪い? ん?)
「ふうちゃん? ゆなちゃん? 何? 自分の仕事以外の事させられてんの?」
「あー竜水さん! 何学校に? 南田センセなら、野球部とロードワークに行きましたよ!」
「うるさいですねぇ。ふうちゃん、ゆなちゃん、病院行きましょ? 貴弘さんが待ってますよ!」
不機嫌……
南田センセ曰く、竜水さんは、俺とふうちゃん、坂戸さん。ゆなちゃんが仲良くしてるから……って!
なんなんそれ?
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