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第4話 貴女が気になるのは…1
リョウside
(土)0:40過ぎ
俺は、今の仕事が好きなの……
(家に帰りたくない)
で榊木さんのウチに……今日も9:00から仕事なのに……
「榊木さんゴメン」
「大丈夫! リョウはオーナーシェフじゃん? 11:30迄にさ来れば良いよ!」
「帰りたくない……てか、開店時間に出勤はなくない? いくらなんでも」
「だよね! ウチ泊まれば?」
「最近毎日泊まってるし……榊木さん、何処までお人好しなのよ? あのさ……昼間はゴメン」
「何が? リョウとふうちゃんに感謝してんの親父も前の職場でも同じ事さ……俺が客なら賞味期限切れ寸前とかさ無いよね……『整理しろ』理解しよう、確認しようの姿勢や改善が見られない奴クビ当たり前だよ、一緒に店をってさ拾ってくれてありがとうなの」
「マジお人好しだよね?」
からかい口調で言ったのにさ、真面目にさ……アドバイス迄さ
「リョウは間違えたかしれないけど勝てるよ! 勝って欲しい! 才能あるんだしさ、英史さんかな? 倫樹ちゃん?」
「倫樹くんは探偵だし水澄さんは弁護士よ? どっちだろ?」
「分かんないよ! 二人に聞けば?」
「アハハ!」
若干キレ気味の榊木さん何時もありがとうって思ってんの……言わないけど……褒めると調子に乗るから……じゃなくて俺が天の邪鬼だから
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