第3話 花冷えの季節3

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第3話 花冷えの季節3

『『独立独歩』いつか、瑛斗くんは大空に羽ばたいて行きそうだな』  皆、オイラの事そういうし、オイラ自身子供の時から一人の時間が無いと。  ィーって、なっちゃってたしね。  この感覚的なものは、オイラにしか分からないだろうし、きっと未来永劫変わらないんだろうなって……  ぁ、 オイラと、風ちゃんと、涼那は年子なんだ。  皆に。 『顔立ちの似てない兄弟だよね』  って。  末の弟のリョウは、『開拓者』  自分の道…… どころかさ、世の中を、創造したり、解体する事だって出来るんじゃねぇかって。  モノ作りの夢。  自分で演劇とかの、脚本とか演出を作り上げる?   みたいな事をやりたいって言ってんの。  顔だちは、可愛い子犬系で、性格は人懐っこくって……   けどいざとなったら、自分の事は他人に話したがらない煙に巻いちゃうような所もあって。  風ちゃんとさ、 何ての? シンクロ率が、高いっていうか。同じテレビを見ながら同じ所で笑ってたり、同じポーズをして見ていたり。ぽつんと言った台詞がピタッと揃ってみたり……  オイラには入れない世界。  雰囲気を持ってんの……  二人……
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