第7話 花冷えの季節 恋人達編1

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第7話 花冷えの季節 恋人達編1

 「フウちゃん…… 甘えたいって、何でも 話せるのってフウちゃんだけなんだよ?」  綺麗で、頭も良くて、優しくて…… でもどこか 抜けた所もある。  可愛い風ちゃん。  紅をーを引いたようなぷるんとした、その魅惑的な唇にチュッとkissを送ると。  「んっ……」  甘い吐息に、俺は…… 全身に甘い痺れが走って、特に下半身にギューって熱いものが。  「ナニ?リョウ?」  ビックリしちゃったんだろうね? ピクッと反応して起きちゃった風ちゃん。  「そりゃ、甘い香りのする花に魅せられたら、蜜をね? 頂かなくちゃだよね? フウちゃん、これからは俺がとことん甘やかしてあげる……」  エイトにぃに負けないんだから……  焦点の合ってない瞳を、不安そうに揺らすフウちゃん。唇が半開き…… 俺は唇をちゃんに押し当てて 舌をからめて。  「はぁ…… ん」  あ、フウちゃん? 感じてくれたの?   甘い甘い吐息……  俺に密を頂戴……
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