第12話 オカシイ?12③【ありがとう】

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第12話 オカシイ?12③【ありがとう】

 今日は貴女のがこの世に生(命)を受けた日です しかしあまりにもいつもとは違い過ぎる   激動の年の 生(命)をを受けた日となりましたね   40半ばを過ぎて独身である事 生涯子供を持てないんだと諦め切れない人間と(私)   生涯の伴侶に巡り会えて一生添い遂げると思っていた人間が   ある日突然それを絶たれた(貴女) どちらの人生が幸せなのか…   人それぞれ考えは違うと思うけれど   病がちで子供が出来にくい コミュニケーションがあまり得意ではない  家事をこなす事が余り得意では無い それでも良いからと言っていた人(彼)が  やはりその正反対の人とやり直すと言い出した時 十数年前から考えていたと言われたと聞いた時   それを言われた貴女の気持ちを思うと   結局別れを選ばざるを得なかった貴女を思うと 数ヶ月経った今でも消化できずにいます  言い出だし方言い出された方 どちらも知っているというのが辛いです  彼の自分の将来を考た 言い分は理解できますが   もう少し早く30代の時に貴女が まだ子供産めるチャンスがあったんじゃないか   新しい人と出会えたんじゃないか そればかりを考えてしまうのです 続き   (40代半ば以降でも出会える方はいるし子供を授かる方はいます) (夫婦だけで幸福な家庭を築いていらっしゃる方もいます) (様々な家庭がある事を理解した上で記す事をお許しください)  もしかしたら養子をと考えた時に決断をすれば… (不妊治療はした)  そう聞かされた時の悲しみは 話を聞いただけでも辛かったのに…  その当事者である貴女の悲しみはいかばかりだったでしょう… 何よりも許したいと思いつつ  彼が既に新しい人と新しい家庭で幸せを築いている事 (幸せを願う気持ちと半々)  好きな人が出来たからと聞かされていても  もう既に…とは知らない貴女… 新しい家に  落ち着いたら遊びに来てねと言った 貴女  どちらかといえば 言い出だした方の人に近しい関係の人間に  自分だったら また会いたいなんて事  私だったら言えない 作品の中で貴女の夢を叶える事で  貴女に 御免なさいと伝えたいだけなのかも知れません  同じ様にコミュニケーションが上手く取れなくて  疑ってばかりいる私とは違い 本当に貴女は素直で  純粋な人… どうか幸せになって欲しい  新しい出会いがあります様に… それだけを心から祈ります  今日は貴女がこの世に生(命)をを受けた日  おめでとうございます  2018.某日  2018.作品
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