特製調味料

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 ※その後の話  「真崎、起きて。早くご飯食べて学校に行くよ」  「...ん、ぅっ、」  カーテンが開けられ、朝日が射し込む中、真崎は体の上にかかる重さに思わず呻く。  「ほら、ご飯持ってきたよ」  夢から覚めたばかりでぼやける視界。鼻孔を擽るのはトーストの焼けた香ばしい匂いと、何かの肉の匂い。そして...————青臭いにおい。  「早く俺の舐めて、ご飯食べちゃって。学校遅れちゃうよ」  仰向けで寝ていた真崎の上に乗っかっているのは軟禁主である佐竹。目の前にはジッパーを下げられ、下着から出された佐竹の性器があった。  何もしていないというのに、それはすでに軽く勃ち上がっていた。  そしてその性器を真崎は...——— 躊躇なく口腔で包み込んだ。  「あったかい...」  「ふっ...ん゛ぐっ、ぅ...はっ、」  舌でカリの部分を舐めては先端の穴を抉る。わざと水音をたてて口で扱けば、一気にそれは熱く固くなる。  ここに住まわされるようになってどれほどの月日が過ぎたか。  この行為も、最早習慣の中の一つとなってしまっていた。そう、日常のうちの一つなのだ。    朝は起きて佐竹のものを慰めてから朝食をとり、学校へ行く。これが朝の流れ。  「ん゛んっ、ぁ...あ゛ッ、ぐぅ、」  「きもち...中に出すよ、今日も...ちゃんと飲んでね」  頭を軽く持ち上げられ、イラマチオされる。腰を打ち付けられ、喉奥を突かれる。  歯を立てないように口を窄め続けるのも、慣れたものだった。  それから数度穿たれた後に、口内に熱い液を吐き出される。青臭く、苦い。粘つくそれを自身の唾液と混ぜて飲み込んだ。  「いい子だね」  そうして佐竹が自分のものを制服の下にしまうなか、真崎は起き上がりテーブルの上に置いてある食べ物にありつく。  まだ口内に白濁が残っているのか、パンを口に入れるが苦みがかった味が広がる。  「なぁ、佐竹...今日の朝飯は誰作ったの?」  「それはゆずるが用意してたよ。俺もさっき起きて制服着たところなんだよね」  「...ゆずるか、」  じゃあ、きっとこれは口内に残ってたものの苦さではないな、と真崎はぼんやりと思った。  end.
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