姉のりんごはだれの選択

数学者の姉が家に帰ってきてりんごの話をし始める

秋山魚子

14分 (7,997文字)

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あらすじ

ぼくは姉とほとんど話したことがない。でも、今日になって突然研究所から帰ってきた。 どう接しようかとしどろもどろになっていたら、ぼくはお箸を落としてしまう。 そんなぼくを見て姉は「ニュートンが万有引力を

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感想・レビュー 1

とても良い

家の中で、弟にリンゴの話をしていた時はとても楽しく読めたのに、最後の場面で大勢にリンゴの話をした途端、すごく悲しい気持ちになりました。膨大な運命から、逃れられない彼女が切なくもあり、儚くも思えました。
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