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勇者じゃあくなるものになる!前半
ネクラゴンドウの洞窟、
大勇者おるでかの頃から
闇のモンスターが多いと言われる洞窟だ。
死のギズモ、呪いの赤子、引きこもりの石像、
巨人トロール、ダークデーモン など
これらのモンスターが良く出てくる。
数々の冒険者を圧倒的な攻撃力、
闇の力で葬ってきたことは有名だ。
クリア出来たのは大勇者おるでか達だけであった。
「で、先に進むの怖いんだけど、
どの武器を使えばいいの?」
「でんげきのけんの代わりに
ライトセイバーを使いましょう。
この剣は光の斬撃を飛ばせますし、
闇のモンスターに有効です。」
「どんぐらい強いの?」
「未来では近接戦闘で最新の武器ですね。」
「おお、すげぇ!さっそく装備するよ!」
勇者"ああああ"は未来人999から
ライトセイバーを受け取り、さっそく装備した!
攻撃力 130> 250 (闇属性2倍特攻)
すごく攻撃力やばい!
しかも軽い!何も持っていないかのような軽さ!
「わしからはこの装備を渡そう。
勇者おるでかとの冒険の時に手に入れた宝じゃ。」
勇者"ああああ"はペガサスの靴を受け取った!
装備すると、、、
すばやさ 20>120
「すげぇ!これならモンスターのすばやさに付いて行けるかも!
いや、むしろ先制攻撃出来そう!」
一気にパワーアップして、とても気分がいい!
そこで最近出番が少ない歌人せいやが
「さいごのダンジョンにふさわしい歌を歌いましょう!
いのちの歌です!」
深呼吸して、歌い出した!
「 いのち~! ラララ~ いのち~!
いのち いのち いのき いのち バンバンバンバンバン!
いのち~! ラララ~ いのち~!
いのち いのき いのち いのち バンバンバンバンバン!」
パーティー全体のHPが2倍に上がった!
「え、そんだけの歌?」
「はい。効果がすごいでしょう!
地味に伝説のレスラーの名前を入れた歌なんですよ!
いのきのいのちが入っています!」
勇者"ああああ"は歌の内容に納得がいかない様子だが、
効果はなかなかすごい。
「じゃあ、まものを倒しながら
進むか!」
勇者はパーティを率いて、進み出した!
すると、さっそく通路の横から
まものの群れが飛び出してきた!
死のギズモ2匹、呪いの赤子2匹、引きこもりの石像1匹
ペガサスの靴のおかげか、勇者"ああああ"は真っ先に飛び出し、、
ライトセイバーを一閃!
呪いの赤子A に 230のダメージ!
呪いの赤子B に 232のダメージ!
引きこもりの石像 に 210のダメージ!
全部倒した!
闇属性特攻はすごい!
引きこもりの石像 も 闇属性なのか、、
洞窟のような暗いところに篭っていると闇が増えるんだな、、
そして、
まとめて倒して 良い気分になっているところで、、
死のギズモ2匹のこおりのふぶき!
パーティ全員が 60のダメージを受けた!
「うわぁ!」
「きゃぁ!」
「うっ!」
「さむいわ・・」
「きつ・・」
いのちの歌が無ければ、瀕死で全滅寸前のところだ。
「寒いよ!痛いよ!こんちくしょー!」
勇者"ああああ"は 死のギズモの群れに向かって
ライトセイバー一閃!
死のギズモA に 240のダメージ!
死のギズモB に 240のダメージ!
ギズモ達を倒した!
呪いのお面
経験値600 1200ゴールド 手に入れた!
「はぁはぁ、寒いよ!痛いよ!
まりこ!早く回復して!」
「うん、わかった。中級ヒーリング!」
ヒーラーまりこは1人ずつ中級ヒーリングを
唱えた!
パーティ全員が回復した!
MPを3分の1ぐらい使った。
「うーん、ちょっと使いすぎかな。」
ぼそっとつぶやいたが、
仲間には聞こえていなかった。
レベルを上げないで来たので、
全体回復呪文を覚えるのに後10レベルほど足りない。
「おお、この呪いのお面があれば
紫水のお面から
最終アイテムに進化出来るのぉ。
楽しみじゃわい!」
大魔道師やんじゃは満足そうだ。
「じゃあ、回復したし進むか。」
パーティはまた進み出した。
・・・
そうして、モンスターを倒しながら1階をクリアし、
地下1階に進んだところで
ヒーラーまりこの心配が現実になるのであった
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