待ってる。

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私は、君が目を覚ましたときのことを今でも思い出すよ。 「ねぇ、亮。」 私は、琴羽を抱き締めて離さなくてなっている君に言った。 「ん?」 君は不思議そうな顔でこちらをみる。 「君のこと待っててよかった。」 私がそういうと、君は大きく目を見開いたあとに、目を細めていった。 「俺も、ちゃんとあのときの続き言えてよかった。」 そういったら、君は夢を語ったあのときのように無邪気に微笑んだ。
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