魔球ストレート

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次の日授業が終わり蓮は正夫と一緒にグラウンドへ向かうと先に来ていた部員達が練習を始めていた。 すると蓮達に気づき近づいてくる部員がいた。 「君が体験入部したいって言う子か!野球部へようこそ、歓迎するぞ」 と蓮に上から目線で入部するも同然かのように話しかけてくる部員はここの愛知中学校野球部のキャプテン、青木だ。 「この人がキャッチャーを務めるキャプテンの青木先輩だぞ!」 「あの、僕野球のことあまり知らなくて…キャッチャーって確かピッチャーの球を取るところですよね?」 (…あれ?正夫から聞いた話だと、小学校3年生まで一緒に野球をしていて中々センスのある奴だったって言ってたけどな。ま、いいか。) 「ああ!で、あそこで投げてるのがうちのエースだ。県大会出場投手の実力、よく見てみるといいぞ」
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