432人が本棚に入れています
本棚に追加
もう、冬だって言うのに
寒さなんてちっとも感じない。
優しく、丁寧に触れられるのが
もどかしく感じる。
もっと、触って。
もっと、求めて。
「お、俺も、しようか?」
こういう時、もっとスマートに
俺も出来たらいいんだけど
愛されるばかりで申し訳なくなって
思わずそう口にしていた。
「また、今度な。
今日は俺が陽翔を気持ちよくする。
もう、怖くないか?」
恭弥さんの優しさに
胸がいっぱいになる。
「ん。恭弥さん、キス、して?」
「っ、お前…ほんっと
煽るのだけは一丁前だな」
最初のコメントを投稿しよう!