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君はモンスター
真夏の夜、丑三つ時。
暑い、暑いし寝苦しい、いつもよりも暑いし寝苦しいし何より狭い。
寝返りをうった瞬間、感じる生ぬるい吐息。
少しだけ覚醒した頭の中でぼんやりとそれについて考えた。
……、なんだっけ?!
手を伸ばし触れた柔らかくてムニュッとした膨らみ。
膨らみ?!
「イヤァァァァァァアアアアア!!!!」
突如耳をつんざくような女の悲鳴と鳩尾に走る強烈な痛みを食らって。
ベッドの下に転げ落ちた俺が見たものは。
目の前に広がる闇の中に浮かび上がる白い影!!
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