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いきなり降ってきた青い物体___はちょうど俺の頭の上に落ちてきた
ふわふわしてそうな見た目に柔らかな感触はあるのだが
思ったより落下の威力を防いではくれない。
…つまりかなり痛かったのだ。
「いきなり痛いなオイ!」
「堪忍な〜?」
…さっきから思ってたがなんで関西弁なんだ。
「お前がそう言うとこ出身やからちゃうk」
住所がバレそうな気がしたから必死に青い奴の口を抑える。
というか俺は口に出してないんだが…
「まぁ心読んでるしな」
サラッと怖いこと言うな!!
「多分これ読んでる読者の皆様も読めてるd」
更にメタイ発言すんな!!
「…というかこれやってたら物語進まないだろ」
「お前もメタいわ。」
「……アンタ達いつまでコントやってるつもり?」
おっと、キューが御立腹の様子。
そうだな、物語を進める為にもここらで切り上げるか
「そうやな」
「お前は俺の心読むの禁止にする。」
「なんでや?!っていうかそんなんできひんよ!」
「俺のバックに作者がいるのを忘れるなよ」
「…うっ…ずるいて…。」
取り敢えず心を読むアレを封じることは出来たから、
やっとまともに聞くことが出来る。
「お前の名前はなんだ?」
「あぁ、オレ様の名前か?
んーとなぁ……えーと……。
…アレ…?」
…おいまさか、
「今の衝撃で思い出せん…!」
やっぱか…
「っちゅーのは嘘でオレ様の名前はパププやで」
おい。
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