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ダメンズメーカー
なぜか、完璧な男よりダメな男に縁がある。
放って置けないと言うか、私がダメな男にしているのかもしれない。
自分とは正反対の我が儘な人を好きになる。
120%の愛情で尽くす。見返りを求めているのではない、尽くす自分が好きなのかもしれない。
ありがとう、なんて言われたら嬉しくて、もっともっと尽くしてしまう。
夢とか語られたら全力で応援して、彼の夢が私の夢とか、自分を犠牲にして尽くす。
男はそんな私を大切にするのではなく、どんどん甘えてくる。はじめは、私しか頼る人がいない、自分だけに見せる弱さと、勘違いして、幸せと思ってしまう。
一緒にいるだけで幸せなんて思っているのは、私だけ?
しばらくすると、やってもらうのが当たり前になってくる。次第に重荷になってくる。
この人は私のお金が目当て?
疑問に思い、喧嘩したり仲直りしたり、そんな事を繰返し、自分から別れを告げる。
夢は、そんな男が立派になって迎えに来る事。
しかし、ダメな男はダメなままで、同じような事を繰り返す。
断捨離していたら、一番いらないのは彼だと気付いた。
男捨離(だんしゃり)だ。
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