エピソード1

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ガシャンッッ!!!!! ふと大きな音がしてハッと 目が覚めた。 「...っっ!!!なんの音だ!」 身体をビクつかせて叫びながら 目蓋を開けると慣れた暗闇が広がっている。 「........?」 慣れたはずの暗闇なのに違和感がある。 「....そこにっ...誰かいるのか...っ?」 少し音がする。 上擦った声で問いかけてみる。 犯人かもしれない。 震える手を押さえ込みもう一度問いかける。 「.....お前は誰だ.....。」 息遣いが聞こえる。 呼吸が苦しそうだ。 「お...にぃ...ちゃん...?」 「ッナナ!!!!!!!」
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