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二階の部屋から見下ろす隣の家にはウッドデッキがある。そこでいつも彼女は踊っていた。 ウッドデッキに立ち、正面の窓を鏡代わりに踊る姿を僕は幼い頃からずっと見ていた。 大人になってからもあの風景を思い出すことがある。 夜の信号を待っているときや何気ないときに記憶が蘇ることがある。そんなとき、僕は小学生時代のアルバムを開いたときのような気持ちに陥る。 いつになってもふと思い出す風景だ。
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