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光の花は再び舞う・その5
……なんで花乃がっ!
かつての光の戦士は、胸に光る今やただの宝石を握りしめた。
かつての光の戦士……!
『光の使者・クレールロゼ』!
当時高校生だったある時、1人の妖精の王女に出会ってから名乗っていた。
その時と同じように、我が子が……!
一人娘の花乃が……!
けがれなき 花々の輝き……
『フローラル・フローラル』!
みんなの笑顔と、心ハート……
守っちゃうよ!
なんて名乗って、キラリンとハート指で作っていた。
私が光の戦士だった頃とまた違って……
「可愛すぎッ!可愛すぎよっ!花乃!」
光のドームが消え、破壊された風景が元に戻り、すでに涼一とこの場を後にした可愛すぎる我が子の名を叫んだ。
当たり前だが……
マミの夫の大将、マミと大将の親友夫婦・渚と陽介は驚いた。
マミは、普段はクール装ってるけど娘命の母である。
あんなに可愛い姿見てしまったら当然の反応だろう。
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