光の花は再び舞う・その5

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光の戦士の戦闘服は、その人物によって違う。 マミこと『光の使者・ クレールロゼ』は 真紅の薔薇を連想させる甘さのないドレス。 セミロングの髪は生まれつきの濃いめの茶髪に、赤のメッシュが入りハーフアップで薔薇をイメージした真紅と金の髪飾りと、薔薇と棘を思わせる金のピアス。 金の黒のストッキングに真紅のハイヒール。 渚こと『光の使者・クレールフォンティーヌ 』は、静かな月光に輝く泉のような連想させる透明感のある青から徐々に白へのグラデーションの布が幾重にも重なったドレス。 艶やかな青のメッシュが入った黒髪は高いポニーテールで白や青の花々で作られた髪飾りを付け、肌の色と変わらぬストッキングにストラップ付きの白のハイヒール。 それぞれに合う武器と必殺技。二人の合わせ技があった。 後半には、今は二人のそれぞれの夫たちも少年時代、力を引き出されふさわしい戦闘服を纏ったのだが、作者が男子の考えるとどうしても別系統になりそうなのでその辺はいずれ……。 マミは自身が変身した時の戦闘服と、目の前で見た可愛くて仕方のない娘の、 『光の戦士・フローラル・フローラル』 ……としての姿は、あまりにも可憐で甘く可愛く思えた。 テレビで見ている正義のヒロイン物のイメージが彼女に反映しているからだろうか?
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