幸せの日々ーアンジーの憂鬱ー

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放課後 授業が終わり静かな教室に人影 一人残って勉強中のアンジー すると教室の扉が開いた 「ここにいたの?」 「何だよ、マックス お前校舎違うぞ!」 マックスはジュニアスクール アンジーはハイスクールなので 校舎は違っていた ちなみにグレアムとアンジーは 同じ学年だがクラスは違う 「アンジー探してたんだよ 今日、店行くよね?」 「もちろん行くよ でも、その前にあと1Pで今日の分 終了だから」 そう言って勉強を続ける 「ほんとに真面目にしてる」 真剣に勉強するアンジーに言った 「サーニンと約束したからな」 そう言いながらも勉強を続ける 「噴水の所で待ってるね パムには電話しとくから!」 そう言って教室から出て行った 二つの校舎の間の中庭にある噴水 吹き出る水を眺めるマックス 「まだ帰らないの?」 同級生に声をかけられる 「アンジー待ってるの」 笑顔で答えるマックス 「また明日」 「さよなら」 「またね~」 みんなに声をかけられる この街でできた友達たちだ 「マックス、おまたせ!」 アンジーが噴水の前にやって来る マックスと二人並んで歩きだす するとその周りにいる女子たちが ざわつき始める、その様子が気になり足を止めるマックス 「ほら、行くぞ!」 黙ったまま動かない 「どうしたんだ?」 じっとしてるマックスに訊ねる 「だって、アンジーと一緒だと すごく注目されて恥ずかしい」 顔を赤らめ答えた 「そりゃ、これだけのハンサムが 二人もいれば注目されるさ!」 自慢気で言うアンジー 周りにいる女子たちがざわつく 「二人って…?」 アンジーの顔を見上げる 「お前だって女子たちに 注目されてるよ!」 その言葉にますます顔を赤らめ 足早になるマックス そして校舎の外へと出て行った
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