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中３Ｂチーム。
中堅の内田先輩
Ｍ高女子Ａ中堅(二年)
いい勝負してる。
中３…といってもルールは
高校生や一般と同じルール。
…お腹がますます切ない
先鋒として一試合働いた私
でも…大将の試合終わるまで
我慢…しないと…うぅ…ツラッ！
三分経って中堅戦は
引き分けッ！
私が取った一本守りきった
続いては大将…佐竹先輩
実は佐竹先輩って…ふふっ！
今年のＫ高主催の少年少女剣道大会で
津田先輩と共に派手な試合と強さ発揮
この合宿にご招待受けるほどの強者♪
とても期待度が高い。
しかも乾の兄ちゃんにエールもらってるし♪
面と小手つけて中堅の内田先輩が
蹲踞して納刀…立礼して下がってくるの待つ
佐竹先輩は
｢乾先輩！見ててくださいね♪｣
ぐっと拳小さなガッツポーズ
｢あぁ…響の頑張り切らすなよ…｣
なんてうっすら笑みを浮かべ
佐竹先輩を送り出した。
恐るべし！
恋する乙女！
Ｍ高の大将は三年生
どうやら明田さんのお友達？何？
｢貴ちゃん！！そこッ！来るぞ！｣
名前で明田さんは大将の
牧野貴子さんを応援する。
明田さん…自分の高校の部員
普通に応援していたけど、
牧野さんに対しては一段と声張り上げて…
｢…公私混同してんなよ。｣
私の横で一応中３Ｂの監督って
名目で私の横で見ている
乾の兄ちゃんは眉をしかめていた。
その後で……
｢よっく言うよっ！｣
山川さん達と共に試合終わった
清美さん達Ｋ高Ａチーム
クスックスッ…と笑ってる。
佐竹先輩は牧野さんが繰り出す
突きにたいしても恐れることなく
時間めいっぱい戦い…
乾の兄ちゃんの、
｢佐竹ッ！！そこでッ！｣
の掛け声のタイミングで飛んだ面が
見事に決まった。
これでうちが二本
そのまま勝負が決まった。
｢……俺は公私混同…してないからな…。｣
ってチッ！と舌打ちして
｢内田ッ！響ッ！ほら前で整列だ｣
なんて言っていた
わぁーい♪ごっはっんッ！
おむすびぃー♪
私の頭の中は食べる事だけだった
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