再び、回想8年前…合宿5日目

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おむすびは普通のおむすびの 半分の大きさで一口から二口で ぱくぱくと食べれる。 小さな三角…ん? ウチと同じ丸形もある。 「喉に詰まらせんなよ。」 …ってお茶を手渡ししてくれる 口元に笑みを浮かべて、 …よくやったと言ってくれた。 「乾先輩〜ッ!私達も応援して 欲しかったのにぃー」 中3Aチームの津田先輩達が お昼ツマミに来た私達の所に来て言う それに対して… 「いいでしょー♪」 って佐竹先輩と内田先輩の二人 ニコニコしている。 「俺は…Bチームの監督ぽい事 やっているから応援するのは 当たり前だろ? 津田…お前んとこも 監督ぽい事しに新主将が行ったろ?」 「でも…はじめの予定は 乾先輩がAチーム担当って聞きましたよぉ」 唇とがらすAチーム 「…予定が変わったんだよ。 有働にも経験させてやらないとな… アイツが新主将だし…来春は もしK高に縁ありゃお前ら世話になるんだ」 乾の兄ちゃんは、もっともらしい事 普通に言っている。 だけどね… 「乾君…公私混同…よねぇ? きょ…ヴちゃん…ふっう?!」 清美さん言いかけてふさがれる口 「バカッ!!清美っ!」 そう山川さんが口を塞いだのだ。 でもその山川さんと他の高3連中 笑い声押し殺して笑っていた 「……仁ッ!お前ももうすぐ試合だろ? バカ言ってないでアップしたらどうだ?」 乾の兄ちゃんは「チッ」と 小さく舌打ちをした。
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