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おむすびは普通のおむすびの
半分の大きさで一口から二口で
ぱくぱくと食べれる。
小さな三角…ん?
ウチと同じ丸形もある。
「喉に詰まらせんなよ。」
…ってお茶を手渡ししてくれる
口元に笑みを浮かべて、
…よくやったと言ってくれた。
「乾先輩〜ッ!私達も応援して
欲しかったのにぃー」
中3Aチームの津田先輩達が
お昼ツマミに来た私達の所に来て言う
それに対して…
「いいでしょー♪」
って佐竹先輩と内田先輩の二人
ニコニコしている。
「俺は…Bチームの監督ぽい事
やっているから応援するのは
当たり前だろ?
津田…お前んとこも
監督ぽい事しに新主将が行ったろ?」
「でも…はじめの予定は
乾先輩がAチーム担当って聞きましたよぉ」
唇とがらすAチーム
「…予定が変わったんだよ。
有働にも経験させてやらないとな…
アイツが新主将だし…来春は
もしK高に縁ありゃお前ら世話になるんだ」
乾の兄ちゃんは、もっともらしい事
普通に言っている。
だけどね…
「乾君…公私混同…よねぇ?
きょ…ヴちゃん…ふっう?!」
清美さん言いかけてふさがれる口
「バカッ!!清美っ!」
そう山川さんが口を塞いだのだ。
でもその山川さんと他の高3連中
笑い声押し殺して笑っていた
「……仁ッ!お前ももうすぐ試合だろ?
バカ言ってないでアップしたらどうだ?」
乾の兄ちゃんは「チッ」と
小さく舌打ちをした。
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