第2日 続きを読みたくなる冒頭一文

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第2日 続きを読みたくなる冒頭一文

いつも僕は闇の中にいて、上も下も右も左も見えず、それでも恐る恐る足を前と思しきほうへ踏み出してみるのだが、闇はそんな僕を嘲笑うように、ぼおんぼおんと膨張して、鼓膜を、目玉を、肺を押し潰そうとするのだった。
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