3.土地を探そう

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3.土地を探そう

お城を建てるぞー。 はい、宣言しました。 夢は大きく、 引き寄せるためにビジョンは明確に。 だけどさ、世の中いろんな形でまわってるんだわ。 まず今……貴方の前に、 お城を建てることが出来る土地が見つかっている人。 とりあえず、ご両親やご先祖様に感謝すべし。 不動産屋がしっかりとしていて、 区画整理された土地が販売されている皆様。 有難く、感謝して購入ください。 マイホームを建てるにあたり、 一番大変だったのは土地を探すことです。 佳川が住む土地は、閉鎖的な空間で、 空き家が多く、人が住んでいない崩れかけた家が多いですが、 売り地として不動産屋に登録されて出回ることは殆どありません。 「ここの土地はどうですか?」 そういって、次から次へと土地情報を提案してくれる方は他のハウスメーカーでもいらっしゃいましたが、私たちの土地探しを一緒に探してくれた営業Tさんには凄く今も感謝しています。 土地探しの条件 ・海が近いので海抜は少しでも高いところがいい ・主人が一人っ子なので、実家の近く。  【10分圏内。歩いていける距離なら、なお良い】 厳しいのはわかってるんですど、でも実家の近くの土地は、 やっぱり物件としては出ていないんですよね。 そこで私たちは、町内会の人とか、両親の知人、職場関係の知人のルートで人海戦術です(笑)。 散歩しながら、空き家を見つけると、 その空き家の写真を携帯で撮影して保存。 その家の持ち主探しと、その土地に家を建てられるかどうかを、 タマホームの営業のTさんに伝えて、実際にその場所を見てもらって、 家が建てられるかどうかを見極めていくのです。 土地探しをしていてもっと大変だったのが、 登記情報。 登記している土地の坪数と、 実際の家の坪数が違うと言うこと。 ってことは、 近所の何処かの土地に無断で家がたってるってわけです。 「建物だけを信用するな」ってことです。 新築するとなると、 その無断で建ってる土地は元の持ち主に返さないといけない。 そしたら、もともと狭い土地がもっと狭くなる(滝汗)。 土地の候補を見つけては、法務局に登記を見に行って、 びっくりするのは、登記情報が存在していない土地とか。 土地の登記はあるけど、建物の登記がない土地とか。 最後に住んでた人も、 本当の持ち主が誰なのかわからないまま放置している土地とか。 滝汗。 本当に終始勉強ばかりの土地探しです。
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