逃げ場の無い世界の安息地

よん

「お「ゆーちゃーん。その子だ〜れ〜？モサーイ！！」」

悠「チャラ男は関係ありません。」

「えぇー、いけず〜。君は転入生君かなー？」

虎「おう！！俺は夜鳥虎白だ！宜しくな！！」

「えぇー。やだー、宜しくしたくなーい。」

同感です。

凪・萌「「うんうん。」」

虎「友達にそんな事言っちゃいけないんだぞ！！
名前なんて言うんだよ！！」

「えー。生理的に受け付けないんだ〜。
ご　め　ん　ねぇ〜。」

「おr「「あはははは！！　君面白いねぇ！」」」

「チャラ男の名前は」

「玉岡　幸ーﾀﾏｵｶ ｻﾁーだよー。」

「「ちなみに、会計だよー。」」

幸「うわー。ひどーい。個人じょーほーろーえーだー。」

「「あはははは！！」」

何か、この双子の笑い声イヤだ。

「お「僕はねぇ、吉田　甲斐ーﾖｼﾀﾞ ｶｲー」」

「おr「俺は、吉田　宵ーﾖｼﾀﾞ ﾖｲー」」

甲・宵「「ちなみに、庶務ね！よろしくね！」」

さっきから話遮られちゃってる人、隅でのの字を書き始めちゃったよ！？
あれ、会長だよね？いいの？放置？！

甲・宵「「ねぇねぇ。どっちが「甲斐か」「宵か」ゲームしない？」」

萌「王道ktrーー！！」

お！今度は惜しげもなく叫んだ。

虎「いいぞ！！」

ｸﾙｸﾙ

甲・宵「「どっちだ？」」

虎「右が宵で左が甲斐だろ！！」

甲・宵「「ピンポーン！せいかーい！！」」

甲「て、ゆうか「「当たり前じゃん！！」」

宵「俺と甲斐は二卵性双生児だ。」

甲「でも、律儀にゲームするなんて…」

甲・宵「「面白いねぇー！！」」

萌・？「「そこは一卵性双生児だろ！！」」

？「は！！…ｺﾞﾎﾝ。
……ね…ごは…頼…う？」

あれ？この人今、萌とハモってたよね？
普通に話せてたよね？
何か、萌がキラキラした目で見てるよ？

虎「おう！！俺はオムライスがいいな！
これ！どうやって頼めばいいんだ？！」

狼「そこのボタンを押して下さい。」

「はい。」

虎「オムライスくれ！！」

「承りました。失礼します。」

？「お…こと…わか…？」

虎「おう！！分かるぞ！！」

？「しょ…いぬ…し…ん。」

は？犬の神様？言った本人も、恥ずかしがって顔赤くなっちゃってるよ？！

虎「書記の乾　詩音ーｲﾇｲ ｼｵﾝーだな！！
宜しくな！！」

‥…

凪・萌・幸
「「「アフロ/毬藻/転入生、スゲェー！」」」

甲・宵「「あはははは！！」」

アフロの事、始めてすごいと思ったわ。
書記さんも驚きすぎて、固まってるよ。
それと、双子煩い。お腹抱えて笑いすぎ。

「お待たせしました。オムライスです。」

虎「ありがとな！！」

「ごゆっくりどうぞ。」

切実に、ウエイターさんになりたい…。

「お、俺様のことを無視するとはいい度胸だ。」

あ、復活した。

虎「何だよ！おまえ！！名前教えろよな！！」

ほんと、何だよおまえ。おまえはアフロに見習ってその豆腐メンタル叩き直したほうがいいよ…。

狼「虎白…。ゴックンしてから話しなさい。
爽。後ろ向くなら、椅子ごと向きなさい。」

…高田さん見た目にそぐわず、敬語なんだね…。
浜田さんはもう後ろ向いて喋り始めちゃってるよ。

「俺様は、会長の赤星　蓮ーｱｶﾎｼ ﾚﾝーだ。」

虎「そうか！！蓮だな！！宜しくな！！
俺のことは虎白って、呼べよな！！
な！な！！な！！！」

会長…気圧されてますよ……。

「お、おm「虎白！」…虎白。俺様にく、口答えするとはいい度胸だな。よし、気に入った。」

いや、誰でも貴方ぐらいなら気圧せるでしょうね…。

ﾓｼﾞﾓｼﾞﾓｼﾞ ﾓｼﾞﾓｼﾞﾓｼﾞ

ん？何してんだ。会長は？

ﾁﾗﾁﾗｯ

蓮「…よし！（（ﾎﾞｿｯ」

え…。

凪・萌「「かわぇえー！」」

ﾁｭｯ

・　・　・

萌・詩「「なんで、ほっぺ何だよ！！
　　　　　　普通、ベロチューだろ！！！」」

…書記さん、キャラ崩れてるよ…。

悠「お腹空きましたね…。すみません。Aセット下さい。」

「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ。」

…ん？