よん

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虎「はっ?何でチューするんだよ!!変態!!!」 バコン!! は!…人ってあんなに綺麗な放物線を描きながら飛べるんだなー。 「「「会長様!!」」」 「「「きゃーー!!!」」」 うるさ。あれだよね。普段静かな人たちが騒ぐと、見境いなく煩くなるよね…。 「ねぇ!会長様に何やってんの?!」 「綺麗なお顔がこんなに腫れて…シクシク ばぁやは、悲しいであります…おいたわしや。」 「何様よ!!!」 虎「蓮が俺に勝手にチューするからだろ!!」 でも殴っていいこたあ無いよね…。 もう、帰ろ…。 凪「…萌。帰ろ。」 萌「…う、うん。」 スタスタスタ 「は?!ふざけないで!!殴る必要ないじゃん!」 虎「あ!さては、おまえらが蓮に変な事吹き込んだんだな!!酷いぞ!!」 スタスタスタ 「はぁ?!頭沸いてんじゃないの!? 脳味噌、その頭見たいにクルクルパーになっちゃってるんじゃないの?!!」 虎「これはヅラだ!鬘じゃねぇー!!」 スタスタスタ ピタッ 萌「暴露の仕方おかしくない?!」  「はぁ?会話が成立してないんですけどぉー。 …おまえみたいな不潔この学園にはいらないんだよ!この学園に居たいなら、身嗜みを整えてこい! じゃなかったら、死ネェェーー!」 スタスタス ピタッ クルン スタスタスタ 萌「え?凪櫻?」 カチャン ダッダッダッダッ ダン  ドガン「グハッ!!」    ヒュン ピタッ 凪「ねぇ。今死ネって言ったよね。 今君の首元にあるフォークを僕が刺したら、 君は最悪、出血多量で死ぬだろうね。。」 「へ?」 凪「何で自分がこんな目にあってるか分からないって顔してるね…。 …君がそこのアフロ君に言った言葉を今ここで君に体感させてあげてるんだよ。」 ガタガタ「…は?ふ、ふざけんな!何キレテンダよ!!」 凪「ふざけてんのは君のほうだよ。 軽々しく、人の命を左右する言葉を僕の前では言わないでくれる?」 「な、なんで…。なんでおまえにそんな事言われなきゃいけないんdムグッ!!」 凪「あぁー。煩い煩い。 分かんないなら、死ねよ。」 ヒュン パシッ 「そこまでだ。」 チラッ パン 凪「…帰る。」 …はぁー。胸糞悪い。今日は厄日だ…。 ー凪櫻side endー
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