雨の日のナルキッソス
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今日は、お手伝いの
妙子
(
たえこ
)
さんがいない日だ。 いったい巧は、どれくらいの時間、 濡れたまま ひとりで 鏡を見続けていたのだろうか。 「巧くん、早く制服脱いで乾かしたほうがいいよ。 お風呂、シャワーだけでも浴びたら? 風邪ひくよ」 「はーい」 巧はつまらなそうに返事をして、 立てていた髪を、
櫛
(
くし
)
で下へ撫でつけて戻した。
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