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「そうだな。オレもそう思う」
グリンとリードッグは顔を見合わせて、ニヤリと笑った。そして二人とも、ヘーゼルナッツをつまむと口に放り込み、カリコリ、と味わった。
カメレオン店長が「寝るにはまだ少し早いけれど」と言って、ミルクを入れた鍋を火にかけると、クリドルの葉っぱを一つかみ、放り込んだ。
やがて鍋のふちにぷつぷつと泡がたち、ミルクが温まってくると、ほんのりとクリドルの香りがあたりをつつんだ。
おわり
☆ 最後まで読んでくださってありがとうございます(*^^*)
もしも少しでも楽しんでいただけたなら、この上ない幸せです。
和來花果
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