媚薬

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 だが、知らない内に片方の嬢がバイブみたいな物を取り上げるや、私、これが欲しかったの!と叫び、もう片方も私もそれが欲しかったの!と叫んで俺をそっちのけでそれを取り合うものだから俺は何だよ、チェっと舌打ちし、幻滅して俯いてしまった。  その時、社会の窓が開いているのに気づいた俺は、あれ、俺としたことがと思ってチャックを閉めようと股間に手をやった。
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