永遠の愛をキミに。

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「……太陽が、階段から落ちたのは私のせいだよね」  と、うつ向くと母がそっとこの背を撫でてくれる。 「……あなたの、せいじゃない」  __太陽が死んだのは、私のせい。 「……だって、私が落ちそうになったのを守ってくれたから」 「水脈ちゃん」  顔を上げると、いつの間にかおばさんが目の前に立っていた。  どうやら琴音先輩は休憩室で休んでいるようだ。  ……本当、お騒がせな人。 「あなたを守った息子を、私は誇りに思う。だけど、そのまま落ちるような格好悪い男に育ててしまったことが情けないの」 「……おばさん」  こんな状況でも私が気に病まないように、そんな風に言ってくれるおばさんにそっと頭を下げる。  そしてそのまま、うつ向くとホッと息をついた。
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