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め、傷薬などを補充する場所へ向かった。
円柱の建物に、先ほどの受付や、現在向かっている場所があり、それはこの建物である。この建物は剣士の塔であり、この建物の内に、円柱の剣士の塔がある。剣士の塔は全体であり、剣士の塔は、その一つである。石造りの壁を見たりしながら歩くと、傷薬などを補充する場所が見えた。
アイテムの分類などから、考慮する際の観点を得たりしながら、過不足を確認していく。やはり、過不足は無いように思い、フォルウは、剣士の塔にある、剣士の塔へ入った。
一体目の試練である敵が、フォルウの行く道をふさぐ。フォルウは剣を抜いた。
醜いフェアリー、ゴブリンがこちらにやって来る。フォルウは一閃した。
すると、ゴブリンのみならず眼前の視界が切り裂かれた。
空間に空いた穴は白色で、フォルウはそれを少しの間見つめた。
「そなたは、もしや先ほどの剣士どのか」
そう背後から聞こえたので、フォルウは振り向いた。
自らは、先ほどの受付に居るようだ。眼前には、黄金の鎧を着た剣士が居た。その者は、剣士の塔を統べる剣士、ドウゲンだった。年齢は五十五の、老練な剣士だった。
「あなたは、ドウゲン様ですね」
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