はなことば

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泉字は、あまり人の来ない森の入り口の木の上で、考え事をします。 泉字の生活するところはその木の上だからです。 しかし、泉字は長く考え事をするのが苦手なのでした。 なぜ断られたのか、分からないまま、泉字は、自分の頭を掻きむしります。 そして、明日はきっと受けてくれるだろうと、考えるのでした。 そう思うと、早く明日になって欲しいとお腹が空くまで考え、ご飯作る頃合いにひょっこり姿を見せるのでした。
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