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「はぁん、…ッ…んぁ、ァ……はぁん…ぃく！……でちゃ、う！！」
部屋には男2人の荒い息づかいとク"チュクチュという水音が人目をはばからずなっている。
「こんなにおっ勃ててアンアン言わされて恥ずかしくねぇーの？」
と言いながら小柄な彼の男茎を男が指先ではじく。
「欲しがりな穴は俺のを美味そうに舐めしゃぶってんぞ。」
男は大股ひらかせた足の根ちかくにある穴まわりをク"ニク"ニと押すように触れば
「言っ、わな、いでぇ、はぁんぁ…ん！…んぁ」
彼の喘ぎのまじった高めの声が返事をして
「前でさんざんイったんだからうちどめだ後ろだけイけ」
と彼の耳元でささやくように言った男は硬く勃起してる根元を右手の指できつく握りしめるのだった。
「んゃぁあ、ゆ、許しぇて"ぇえ…はっ、はな"、しでぇ！！」
握りしめたものは赤黒くなり髪をふり乱している彼は顔を真っ赤にして蕩けた表情で自分から腰をゆらして男の陰茎に後孔をぶつけるような動きで後ろの快感をえようしていた。
「嘘つきだな。嫌がってないだろ？もっと激しくて壊されそうなぐらいが気持ちいいくせに。そんな悪い子にはお仕置きしなきゃな！」
男は彼の小ぶりな尻を左手で手型が残るくらいに強く叩きながら動かす腰を速めていた。
「おらおら。欲しければお願いしろよ？このいやらしい穴に精子くださいって」
「僕の、…い…やにゃし、いぃっ！、あにゃに…しぇーし…く、らにゃい！！！」
挿れられている彼がもはや舌ったらずな喋りでガクガク腰を震わせながら男に言うのであった。
そんな彼らをベッドサイドに立ち見下ろす男がいた。
男は情事がはじまる前からいたのだが2人は気づくことなく裸になり挿入からイくとこまでを同じ場所から見ていたのだった。
「コウ君は噂どうりのイケメンでヤリちんだね！風呂借りて帰るね」
と先ほどまでの色情がうそのように軽やかにベッドをおりてさっさっとシャワーを浴びにいってしまった。
部屋に浩貴が仰向けに横たわり気怠げに髪をかき上げ呟いた。
「はぁ…事後イチャイチャはなしか」
【side --】
あたりまえだが俺に気づきもしないで無防備な裸体をおしげもなくさらしてベットで寝てる男のつい今しがたまで使ってた男茎は濡れたまま力をうしなってダラリとさがってる。
真逆に他人のヤってるのをこの近さの生で見させられて俺の下半身は硬く勃 っていた
コイツの噂は知っていた男女問わず気持ちいいことが好きな性にだらしない残念なイケメン。それでもいいからと1度はヤりたいと思わせる魅力があり、まわりはいつも賑やかであった。
俺はコイツと比べられることが非常に多く人間味は俺のがいいというのにヤツの高すぎる評価が不快だった・・・
だからこれは意趣返しのはずだった…ちょっとビビらせてやろうという軽い気持ちで。
なのに…どうしてこうなった？
なぜ…コイツは俺の下でアンアン言って身を捩り喘じゃってんの？
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