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「スタートは6時30分でいい?」
「はい、とりあえず俺達4人が幹事なんで先に来ました」
「んじゃ何か飲みながら待ちなよ、俺のおごりな」
ニコッと笑う文太先輩に、俺までもキュンとした。
「颯斗くん、何あれ、芸能人ですか」
エリちゃんの目はハートだ。
「イケメンの周りにはイケメン集まるのな」
翔の一言にカナちゃんも大きく頷いた。
文太先輩がドリンクメニューを持ってきて、あっ、と思いついたように俺を見た。
「席決めてるの?くじ引き?」
「あ!忘れてた!」
「親睦会だろ?フツーにくじ引きにしたら?紙とペン貸すわ」
文太先輩がエプロンのポケットからメモ帳とペンをスッと出した。
優しくて動きがスマートで顔面イケメン、素敵すぎるよ文太先輩…!
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