〜ceremony〜

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〜ceremony〜

ここは言わずと知れた名門校、東方学園 各界の有名人や著名人の子供や孫、財閥の御曹司やご令嬢がわんさか通う有名私立高だ 一般の学生もいるけど、ほんの一握りしかいない でも、その狭き門をすごい倍率で受験する。なぜかって?それは、ここを出れば将来は安泰だからだ エスカレーター式に大学まで行くことが出来るが、東方学園と言うブランド力がすごいってだけじゃない。滅多にお目にかかれないような有名人やお金持ちと仲良くなるチャンスなのだ。 なぜなら、全寮制。しかも山奥に位置するこの高校。 外の世界とは遮断されており、身分を隔てるものはここには存在しない。だから、ここで御曹司のお墨付きを得られれば玉の輿に乗れるチャンスなのだ だから、女子には特に人気らしい。 「さて、今年の新入生はどうかな~?かわいい子がいればいいけど」 「うきゃん、ユチョンそればっか!」 「可愛いのは勿論、胸がこう・・デカくて、スタイルがいい子がいいですね~・・」 「チャンミンも、相変わらず・・」 「あ!ユノヒョン、こっちこっち!」 俺達ははこの学園の四天王と呼ばれている。 まずは紹介しよう。 3年のチョンユンホ。生徒会長も務める秀才で、モデル並みのスタイルを誇るソウル一の御曹司。常に女子たちの黄色い声の的だ そして副生徒会長を務めるシムチャンミン。2年。チョンユンホの従弟で、これまた御曹司。 スタイルの良さは学園一で、チョンユンホに勝る劣らずの秀才だ。女子たちの間では微笑みの王子と言われているが、実は人見知りで毒舌。 そして俺、パクユチョン。同じく2年。両親はアメリカでIT関連の会社を経営している。帰国子女で一応、御曹司だ。女の扱いにはなれていて、常に女子たちに囲まれてる そして、キムジュンス。ジュンスは大御所歌手の息子で、めちゃくちゃ歌が上手い。天然なところがあって、ささくれた俺の心を癒してくれる存在だ。 どうしてこの4人がいつもつるんでるかって?それは、後々話すことにしよう。
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