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だから今度はまさかクラスメイトが――という不安が過ぎったものの、西崎さんが手に香水を持っているのを見て、ほっと胸を撫で下ろした。
「――では授業を終わりにします。日直の人は宿題を回収して国語準備室へ持ってきてください」
終了のチャイムが鳴ると、国語担当の幹先生はそう告げて教室を出ていった。
この日の日直は僕だったので、言われた通りクラスメイト全員分の宿題を回収した。西崎さんは宿題の存在をすっかり忘れていたようで、放課後、彼女が宿題を終わらせるまで、僕も教室で一緒に待った。
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