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仕事は、ある美容関係の会社で開発のチーフを任されている
責任ある立場で日々緊張を感じながら仕事をしているのだ
女だからと平等に扱われなくても、負けず嫌いの性格でなんとか頑張ってきた
10時になり休憩を取るために自販機でブラックコーヒーを買った
横にあるイスに座り、スマホをいじっている私の両側に誰かが座ってきた
遥「おつかれ~」
朔太郎「おつかれです」
いつものメンバーが揃った
この2人は同期で最初の研修を一緒に回った仲間なのだ
春日井遥と 蓮見朔太郎
唯一気の許せる存在だった
遥「またブラック飲んでるの?本当は甘々なコーヒーが好きなくせに無理しちゃって」
常に周りの目が気になって、変にかっこつけてしまうクセがある
朔太郎「おまえの本性を知っちゃったら、みんなドン引きするよな」
何もかも2人には知られているのだ
同期だから何でも話すし、飾らなくてもいい気心知れた存在だ
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