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湊が何て答えるのか気になる
湊「あ~、俺そういうのまったく興味ないんですよ」
少し面倒くさそうな雰囲気を出している
スタッフ「もったいないな~。君、すごく目立つし映えると思うんだよね。時間はすぐ済むからダメかな?」
神イケメンを前に諦められないのか、粘って説得を続けてくる
湊「すみません。今、彼女とデート中なんで」
繋いでいる手をスタッフにあからさまに見せる彼
そう言うと私の手を引き、人だかりの中から脱出した
また湊にキュンとさせられてしまう
つぐみ「湊、ごめんね。私が連れて行ったりしたから」
嫌がる彼を巻き込んでしまったことに、反省して落ち込む私
湊「大丈夫。つぐみのせいじゃないよ」
急に優しく接してくるところが抜け目ない
つぐみ「もしかして、こういう事、今までもあったの?」
湊の見た目ならきっと数々あるんだろうなと思う
湊「まぁ、たまにね。もし俺が雑誌に載って人気が出たりしたら、つぐみと別れなくちゃいけなくなるかもな…」
また湊の顔が意地悪な表情になっている
つぐみ「そんなの絶対いや」
私の気持ちをもて遊んでいるようだ
湊「だろ。俺はつぐみだけで充分なんだから」
ツンデレのデレをたまに出してくるのがずるい
それ以上言葉が出なかった
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