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そしてバーベキュー当日になった
私と遥は朔太郎の運転で途中スーパーにより、分担された飲み物を買い込むと河川敷に向かった
私達が最後みたいだ。もうみんな集まっている
数日前に話をしていたせいで、すぐに小野寺くんが視界に入った
着火材で炭に火をつけているみたいだ
朔太郎「飲み物買ってきたよ~」
両手に持った袋をテーブルに置いた
何人かが待っていたかのようにビールを手に取り、早くも飲みだしている
その時、私の前に立ちはだかった人がいた
北山航大 もちろん同期の仲間
ハイスペックイケメンと言えばいいだろうか
もちろん顔は男前、身長185cm、実家は金持ち、そして高学歴とすべて揃っている
航大「雨宮、できあがるまで向こうで話しないか?」
入社した時から北山くんに好かれていて、何回も拒否してるのにわかってくれない鈍感男だった
どんなにハイスペックでも、彼と付き合うなんて考えられない
自分の自慢話ばかりの勘違い人間もひどいものだ
できあがるまで…って、全くバーベキューの準備、手伝う気はないんだろうな
つぐみ「あ~、えっと…でも…」
せっかくの同期会なのに、北山くんさえおとなしくしてくれてたらいいのに
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