4章 紅蓮先生と勉強会

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「ここは教科書に公式が書いてありましたが覚えてないですか?」 「はい……」 「なら、仕方ないですね」 「ふぇ!?」 なんの前触れもなく靴下を脱がされた。 「貴方が分からない度、間違えるたびに貴方の足に口づけすることにします」 「足に、ですか?」 「そうです。悠が嫌がったとしてもその意思は無視します」 「でも……」 足にキスされるとか初めて。学校から帰って真っ直ぐだったからシャワーも浴びてないから汗もかいてると思うんだけど。 「悠が一問分からなかったので、まずは1回します」 「……んっ!」 身体がビクッと跳ねた。 それは今まで感じたことない刺激。 「紅蓮、先生……」 「もうギブアップですか?」 「このまま次の問題を続けるなんて私には無理です」 今の顔を見られたくない私は両手で顔を隠した。 色々と限界な私は早々に白旗を上げた。 「仕方ないですね。それならもう片方の足にキスをして終わりにしましょうか」 拒否しても続けるって言ってたのにあっさり引き下がってくれた。 チュ。左足にも口づけされた。 口にキスされるのも幸せだけど、こういうキスも悪くないかも。 キスの仕方にも色んな方法があるんだ……。
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